授業づくり

授業づくり(1)自立活動


自立活動とは、個々の児童又は生徒が自立を目指し、障がいによる学習上又は生活上の困難を主体的に改善・克服するために必要な知識、技能、態度及び習慣を養い、もって心身の調和的発達の基盤を培うことを目的として、特別支援学校、特別支援学級及び通級による指導の教育課程において特別に設けられた指導領域です。
授業時間を特設して行う自立活動の時間における指導を中心とし、各教科等の指導においても、自立活動の指導と密接な関連を図って行わなければいけません。
【お知らせ】
一人一人の実態にもとづいて考える自立活動の授業づくりに悩んでおられる方も多いのではないでしょうか。そこで、授業づくりを考えるための資料として「Go!Go!授業づくり!シート」(自立活動用)を作成しました。単元の指導目標と毎時間ごとの活動内容と手立て、児童生徒の活動の記録等が記入できます。様式に合わせて記入のポイントも掲載していますので、ご活用ください。



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授業づくり(2)各教科等を合わせた指導


各教科等を合わせた指導とは、知的障がいのある児童生徒に対して効果的な指導を進めるため、各教科等に、これらの一部又は全部を合わせて指導を行う形態のことです。
従前から、日常生活の指導、遊びの指導、生活単元学習、作業学習などとして実践されています。
【お知らせ】
各教科等を合わせた指導の特色である、児童生徒の興味・関心や実際の生活に沿った活動内容を考えること、合わせる教科を明確にしながら児童生徒の実態にもとづいて適切に目標を定めることを意識しながら授業づくりを行うことができるように、「Go!Go!授業づくり!シート」(各教科等を合わせた指導用)を作成しました。様式に合わせて、記入のポイント、授業例、「各教科等を合わせた指導活用資源例一覧」を掲載していますので、ご活用ください。

(様式、記入にあたって、生活単元学習の記入例、作業学習の記入例)
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各教科は、どの児童生徒でも学習指導要領で定められた目標の達成をめざし系統的に指導していくものであり、教師は、様々な実態の児童生徒に合わせて授業の進め方や支援方法を工夫して授業を行うことが求められます。様々な障がいのある特別支援学級では、児童生徒が主体的に学ぶ授業づくりを行うために、一人一人の実態把握を丁寧に行い、それにもとづく手立てを取り入れた指導計画を立案することがより一層大切です。知的障がい特別支援学校の各教科では、丁寧な実態把握をもとに、適切な目標や指導内容を設定することも求められます。各教科の目標や内容を下学年の教科の目標や内容に替える場合も同様です。
【お知らせ】
児童生徒が主体的に学ぶ各教科の授業づくりに向けて、一人一人の実態把握を丁寧に行い、それにもとづく手立てを取り入れた指導計画を立て、具体的な活動内容を考えるための資料として、「Go!Go!授業づくり!シート」(各教科用)を作成しました。様式に合わせて記入のポイントも掲載していますので、ご活用ください。



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